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UTMパラメータ

UTMパラメータカテゴリでは、Google広告やYahoo広告といった広告からの流入、メールマガジンやLINEからの流入等、流入経路を確認することができます。


リサーチアルチザンプロは、Googleアナリティクスで使われるUTMパラメータに対応しています。
UTMパラメータとは、訪問者の流入経路を認識させるために、URLの末尾に追加する文字列のことです。
UTMパラメータを使えば、Google広告やYahoo広告といった広告からの流入、メールマガジンやLINEからの流入等、流入経路を区別することができます。


■UTMパラメータについて

“どのサイトからアクセスされたか?” という解析は、リンク元検索エンジンの解析結果で確認することもできますが、
昨今のブラウザや検索エンジンの仕様(リファラー情報の取得に制限がある等)といった理由により、あまり正確には解析できなくなっています。
また、Google広告やYahoo広告からの流入の場合、リファラー情報だけでは広告からの流入か検索からの流入かは判断できないので、全てGoogle検索やYahoo検索からの流入と判断されます。
更に、メールマガジンやLINEアプリ内のリンクからの流入の場合、リファラー情報自体が取得できないこともありますので、どこからの流入か全くわからないといったことにもなります。

このような問題を解決するには、リファラー情報に頼らず、自サイト側のみで流入経路を判断できる仕組みを用意する必要があります。
具体的には、自サイト側で “流入経路を判断できるようなURL” を作成し、そのURLを広告サイトやメールマガジン等に設定します。これにより、そのURLにアクセスがあることで、流入経路を正しく判断することができます。
この “流入経路を判断できるようなURL” が、UTMパラメータ付きのURLとなります。

■UTMパラメータ付きURLの例
https://example.com/?utm_campaign=summer_campaign&utm_source=google

このURLにアクセスがあれば、”「サマーキャンペーン」として「Google広告」に出稿した広告からアクセスがあった”、と流入経路を判断することができます。


UTMパラメータは、以下のように “utm_” で始まるパラメータで構成されます。
パラメータは1つ、または複数設定することができます。

■UTMパラメータの種類
  • utm_campaign

    utm_campaign=summer_campaign
    

    どのようなキャンペーン(広告キャンペーンの名前や種類、プロモーションコード等)から訪問されたかを設定します。
    (例:summer_campaign, 1234567890(プロモーションコード))
    このパラメータが設定されたURLにアクセスがあった場合、キャンペーンの解析結果で確認することできます。
    上記パラメータ付きのURLにアクセスがあれば、”「サマーキャンペーン」として出稿した広告からアクセスがあった”、と流入経路を判断することができます。

  • utm_source

    utm_source=google
    

    どのようなサイト・アプリ等から訪問されたかを確認することができます。
    (例:google, line, facebook)
    このパラメータが設定されたURLにアクセスがあった場合、参照元の解析結果で確認することできます。
    上記パラメータ付きのURLにアクセスがあれば、”出稿した「Google広告」からアクセスがあった”、と流入経路を判断することができます。

  • utm_medium

    utm_medium=email
    

    どのような媒体から訪問されたかを確認することができます。
    (例:email, banner, textlink)
    このパラメータが設定されたURLにアクセスがあった場合、メディアの解析結果で確認することできます。
    上記パラメータ付きのURLにアクセスがあれば、”メールマガジンからアクセスがあった”、と流入経路を判断することができます。

  • utm_term

    utm_term=fashion
    

    どのような有料検索のキーワードから訪問されたかを確認することができます。
    (例:fashion, shoes, game)
    このパラメータが設定されたURLにアクセスがあった場合、キーワードの解析結果で確認することできます。
    上記パラメータ付きのURLにアクセスがあれば、”有料検索のキーワード「fashion」からアクセスがあった”、と流入経路を判断することができます。

  • utm_content

    utm_content=logolink
    

    広告を区別する為の値、例えば同じ広告内のどのリンクから訪問されたか等を確認することができます。
    (例:banner_A, logolink, textlink)
    このパラメータが設定されたURLにアクセスがあった場合、広告コンテンツの解析結果で確認することできます。
    上記パラメータ付きのURLにアクセスがあれば、”広告内の「ロゴのリンク」からアクセスがあった”、と流入経路を判断することができます。


■UTMパラメータ付きURLの生成

UTMパラメータ付きURLは、URL生成ツールで簡単に生成することができます。
また、Googleアナリティクス用に設定したUTMパラメータをそのまま利用することができます。

キャンペーン解析は、訪問者が流入したキャンペーン(utm_campaign)毎に集計した解析項目です。

参照元解析は、訪問者が流入した参照元(utm_source)毎に集計した解析項目です。

メディア解析は、訪問者が流入したメディア(utm_medium)毎に集計した解析項目です。

キーワード解析は、訪問者が流入したキーワード(utm_term)毎に集計した解析項目です。

広告コンテンツ解析は、訪問者が流入した広告コンテンツ(utm_content)毎に集計した解析項目です。

UTMパラメータ付きのURLを簡単に作成することができます。