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解析用タグ

アクセスを計測するには、解析用タグをサイトに設置する必要があります。

解析用タグ


解析用タグについて

  • 解析用タグ

    ほとんどのサイトは、解析用タグ画面に表示されているタグをコピーして設置します。


  • 解析用imgタグ

    scriptタグが設置できないサイトでは、解析用imgタグを設置してください。

    尚、Javascript・Cookieが使えない等の制限がありますので、このタグを設置すると「解析用タグ」に比べて解析できる内容が限られます。

    また、「解析用タグ」の場合はアクセスのあったページのtitleタグの内容を元にページのタイトルが自動で記録されますが、「解析用imgタグ」の場合は記録されません。
    解析用imgタグでタイトルを記録させるには、以下のようにパラメータ「&page=」でページタイトルを指定します。

    • ページ設定用の例

      <!-- Research Artisan Pro Image Tag Start -->
      <img src="https://analyze.pro.research-artisan.com/track/tracker.php?ucd=サイトアカウント毎に異なる値&hid=0&page=ページ1&guid=ON" alt="" width="1" height="1" />
      <!-- Research Artisan Pro Image Tag End   -->
      

      ※ページ毎にタイトルが異なる場合、この設定はページ毎に記述する内容を変えて追加する必要があります。


解析用タグのオプション設定

  • クローラーアクセス除外用設定

    クローラーのアクセスを除外したい場合は、_Ra.exceptCrawlertrueを設定します。
    _Ra.exceptCrawlerを指定しない場合はクローラーのアクセスもカウントされます。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.exceptCrawler = true;
    (function(){〜
    

    同時に解析用タグ内のimgタグに、ecr=1のパラメータを追加を設定します。
    ecrパラメータを指定しない場合はクローラーのアクセスもカウントされます。

    ・・・・・
    <noscript><p><img src="~&ecr=1" alt="" width="1" height="1" /></p></noscript>
    <!-- Research Artisan Pro Script Tag End -->
    

  • クエリパラメータ除外用設定

    例えば、Google Adwordsのようなリスティング広告からの流入時や、PayPalといった他システムとの連携等により、自サイトのページのURLにクエリーパラメータ(「?」、「=」、「&」で表現される値)が勝手に付加される場合があります。

    (例)「https://example.com/」に「https://example.com/?gclid=xxxxxxxxxx&〜」と後ろにクエリパラメータが付加される。

    リサーチアルチザンプロでは、各ページの識別をURL単位で行いますが、このURLはクエリーパラメータを含めて識別しますので、同じページであってもクエリパラメータが付加されれば全てそれぞれ別のページとして識別し集計等が行われます。

    (例)「https://example.com/lp.html」というページについて、アクセスの度に「https://example.com/lp.html?gclid=aaaaaaaaaa」,「https://example.com/lp.html?gclid=bbbbbbbbbb」とクエリパラメータが付加されると、それぞれは別のページとしてURL毎に集計される。

    よって、ページタイトルやコンバージョンの設定においてはURL毎に設定しなければならないような手間や、ページやコンバージョンの解析結果においても集計がURL毎に行われることで結果を把握しにくいといった弊害が生じます。

    これを避けるにはクエリパラメータ除外用設定で、付加されるクエリーパラメータを除外してください。

    クエリパラメータ除外用設定は、「解析用タグ」内に、

    _Ra.exceptQueryParams = ['除外したいクエリーパラメータ'];
    

    の形で設定します。

    例えば、「https://example.com/lp.html?gclid=xxxxxxxxxx」と付加されたクエリパラメータを除外するには、

    _Ra.exceptQueryParams = ['gclid'];
    

    と設定します。

    するとURLは、「https://example.com/lp.html」の形でアクセスログに記録されます。

    ※クエリーパラメータは「キー = 値」の形で表現されます。exceptQueryParamsには、キーの内容のみを設定してください。(上記であれば、gclidがキー。)

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.exceptQueryParams = ['gclid'];
    (function(){〜
    

    複数のキーを設定する場合は、カンマ(,)区切りで設定します。

    _Ra.exceptQueryParams = ['gclid','yclid'];
    

    この場合、「https://example.com/?gclid=xxxxxxxxxx&yclid=zzzzzzzzzz」といったアクセスが、「https://example.com/」としてログに記録されます。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.exceptQueryParams = ['gclid','yclid'];
    (function(){〜
    

    尚、除外したクエリパラメータは全ての解析結果に残りません。付加されたクエリパラメータが解析結果に必要な場合は、この設定をしないようご注意ください。


  • クエリパラメータ除外用設定(リンククリック用)

    リンククリック先のURLについて、クエリパラメータ除外用設定と同じように特定のクエリパラメータを除外したい場合は、「クエリパラメータ除外用設定(リンククリック用)」に設定します。

    _Ra.exceptQueryParamsForLink = ['除外したいクエリーパラメータ'];
    

    例えば、アフィリエイト用のリンクに自動的にクエリーパラメータが付加される場合は、クエリパラメータ除外用設定と同じように設定して除外します。
    「https://link.example.com/a001.html?id1=00001&id2=00002&abc=xxxxx&def=yyyyy&ghi=zzzzz」というリンククリック先のURLについて、付加された ‘abc’, ‘def’, ‘ghi’ の3つのクエリパラメータを除外するには、

    _Ra.exceptQueryParamsForLink = ['abc', 'def', 'ghi'];
    

    と設定します。

    するとリンククリック先のURLは、「https://link.example.com/a001.html?id1=00001&id2=00002」の形でアクセスログに記録されます。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.exceptQueryParams = ['gclid','yclid'];
    _Ra.exceptQueryParamsForLink = ['abc', 'def', 'ghi'];
    (function(){〜
    

    「クエリパラメータ除外用設定」と「クエリパラメータ除外用設定(リンククリック用)」は同時に設定することが可能です。


  • ユーザーID設定

    SNSやECサイト等、訪問者がサイトを利用する際にユーザー登録(会員登録)をしてログインする必要があるサイトにおいて、そのユーザーID(会員ID)で訪問者を特定したアクセス解析を行いたい場合は、この「ユーザーID設定」を利用します。

    ※この機能は会員制サイトのようなユーザー(会員)を識別できるサイトでのみ有効な機能となります。
    ※この機能を使うには、プログラミングの知識が必要となります。

    リサーチアルチザンプロでは通常、訪問者にはランダムな文字列の訪問者IDが付与され、このIDで訪問者をそれぞれ判別しますが、「ユーザーID設定」を利用すると訪問者IDには設定したユーザーIDが適用されますので、サイト上の各ユーザー毎のアクセス状況を把握することができます。

    また訪問者IDはブラウザのCookieを利用する為、同じ訪問者が異なる端末や異なるブラウザでページにアクセスした場合、実際には一人の訪問者であるのに端末やブラウザ毎に異なる訪問者として認識されてしまうという欠点がありますが、「ユーザーID設定」では、訪問者の端末やブラウザの違いに関係なく、設定したユーザーIDで常に一人のユーザーを判別することができます。

    「ユーザーID設定」を利用するには、解析用タグ内のユーザーIDの記述に動的に値が設定されるように、ご利用サイトのシステムを修正する必要があります。

    例えば、php言語で作成されたサイトの場合、以下のように _Ra.userId に変数「$UserID」の値が設定されるようにします。

    ※変数「$UserID」にはページにアクセスしたユーザーのIDがセットされている場合。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.userId = '<?php print $UserID; ?>';
    (function(){〜
    

    上記の設定をした場合、例えばIDが “A-001” のユーザーがページにアクセスすると、解析用タグは以下のようになり、ユーザー “A-001” のアクセスとして計測されます。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.userId = 'A-001';
    (function(){〜
    

    またユーザーIDの値は、以下のように半角文字だけでなく全角文字も設定できます。
    ※変数「$UserName」にはページにアクセスしたユーザーの氏名がセットされている場合。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.userId = '<?php print $UserName; ?>';
    (function(){〜
    

    上記の設定をした場合、例えばあるIDに紐づく氏名が “山田 太郎” のユーザーがページにアクセスすると、解析用タグは以下のようになり、ユーザー氏名 “山田 太郎” のアクセスとして計測されます。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.userId = '山田 太郎';
    (function(){〜
    

    「ユーザーID設定」を使用した場合も、解析結果内の訪問者名設定機能でそのIDに名前を設定することができますので、必ずしも上記のように名前を直接ユーザーIDに設定する必要はありません。

    尚、ユーザーIDの値は半角・全角文字合わせて最大40バイトまでとなりますので、ご注意ください。

    また、「ユーザーID設定」を使用した場合、_Ra.userIdに値が設定された訪問者のアクセスは、全てリピーター扱いとなります。
    _Ra.userIdに値が設定されていない(空文字が設定された場合も含む)場合は、通常の訪問者IDが付与され、新規・リピーターも判別されます。


  • ピュニコード変換用設定

    ご利用サイトが日本語ドメインを使用している場合に、記録されるアクセスログ上の全てのページのURLをピュニコードから日本語ドメインに変換したい場合は、_Ra.decodePunycodetrueを設定します。

    _Ra.decodePunycodeを指定しない場合は変換されず、日本語ドメインとピュニコードのURLが混在して記録されます。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.decodePunycode = true;
    (function(){〜
    

    同時に解析用タグ内のimgタグに、dpc=1のパラメータを追加を設定します。

    dpcパラメータを指定しない場合は変換されず、日本語ドメインとピュニコードのURLが混在して記録されます。

    ・・・・・
    <noscript><p><img src="~&dpc=1" alt="" width="1" height="1" /></p></noscript>
    <!-- Research Artisan Pro Script Tag End -->
    

    ピュニコードとは、日本語ドメイン(日本語を含んだドメイン)を「xn–」で始まる英数字のドメインで表現したものです。

    (例)「リサーチアルチザン.com」というドメインは「xn–cckube6bb6vka0eyd.com」というドメインで表現されます。

    このピュニコードの扱いはブラウザ毎に仕様が異なり、訪問者が日本語ドメインのURLでアクセスしても、場合によってはピュニコードのURLでアクセスが記録されることがあります。このような場合、実際には同じページでもアクセスログ上は日本語ドメインとピュニコードのURLが混在することになり、これらはそれぞれ別のページとして集計されます。これを全て日本語ドメインのURLで統一したい場合は、この設定をする必要があります。


  • DNT (Do Not Track) 有効設定

    訪問者が利用するブラウザのDNT (Do Not Track) 設定を有効にしたい(DNT設定をした訪問者のアクセスをカウントしない)場合は、_Ra.DNTtrueを設定します。
    _Ra.DNTを指定しない場合はDNT設定をしている訪問者のアクセスもカウントされます。

    var _Ra = {};
    _Ra.hId = ~;
    _Ra.uCd = '〜';
    _Ra.DNT = true;
    (function(){〜
    

    同時に解析用タグ内のimgタグに、dnt=1のパラメータを追加を設定します。

    dntパラメータを指定しない場合はDNT設定をしている訪問者のアクセスもカウントされます。

    ・・・・・
    <noscript><p><img src="~&dnt=1" alt="" width="1" height="1" /></p></noscript>
    <!-- Research Artisan Pro Script Tag End -->
    

    DNT (Do Not Track) とは、各ブラウザに装備されている 「自分のWebサイト閲覧行動を追跡されたくない」 とWebサイトに通知するトラッキング拒否機能です。DNTについては世界的に議論中であり、各ブラウザの対応も様々で現在のところ当サービスとしてはDNT設定を有効にはしておりませんが、ご利用サイトとして有効にしたい場合はこのパラメータを設定してください。尚、DNT設定を有効にするとカウントされるアクセス数は減少します。


  • 解析用タグ以外のオプション設定

    • リンククリック測定用data属性

      外部サイトへのリンクのクリック数は自動で測定されますが、自サイト内のリンクのクリック数は測定されません。

      これを測定するには、対象のタグにリンククリック測定用data属性を設定します。

      (例1)自サイト内のPDFファイルへのリンクのクリック測定を行う場合は、以下のようにリンク用のaタグに「data-rapro-click属性=“link”」を設定します。

      <a href="/download.pdf">ダウンロード</a>
      → <a data-rapro-click="link" href="/download.pdf">ダウンロード</a>
      

      また、divタグ等様々なタグのクリック時に、リンククリックとしてクリック数を測定したい場合は、以下のようにタグに「data-rapro-click属性=“link”」と「data-rapro-click-url属性=“リンクを識別する為の文字列”」を設定してください。

      以下の使用方法はスマートフォンではうまくクリック測定されない場合があります。

      (例2)divタグで定義されたダウンロードリンクのクリック測定を行う場合は以下のように設定します。

      <div style="~" onclick="javascript:download();">ダウンロード<div>
      → <div data-rapro-click="link" data-rapro-click-url="download" style="~" onclick="javascript:download();">ダウンロード<div>
      

    • ボタンクリック測定用data属性

      ボタン(inputタグのtype属性が「button」や「submit」や「image」、または「buttonタグ」で定義されたボタン)のクリック数は自動で測定されますが、imgタグ等で定義されたボタンのクリック数が測定されません。
      これを測定するには、対象のタグにボタンクリック測定用data属性を設定します。

      (例1)imgタグで定義された登録ボタンのクリック測定を行う場合は、以下のようにimgタグに「data-rapro-click属性=“button”」を設定します。

      <img alt="登録" src="./image/signup.png" onclick="javascript:signup();" >
      → <img data-rapro-click="button" alt="登録" src="./image/signup.png" onclick="javascript:signup();" >
      

      また、divタグ等様々なタグのクリック時に、ボタンクリックとしてクリック数を測定したい場合は、以下のようにタグに「data-rapro-click属性=“button”」と「data-rapro-click-url属性=“ボタンを識別する為の文字列”」を設定してください。

      ※以下の使用方法はスマートフォンではうまくクリック測定されない場合があります。

      (例2)divタグで定義された登録ボタンのクリック測定を行う場合は以下のように設定します。

      <div style="~" onclick="javascript:signup();">登録<div>
      → <div data-rapro-click="button" data-rapro-click-url="signup" style="~" onclick="javascript:signup();">登録<div>
      

    • クリック非測定用data属性

      自動で行われるリンククリック測定やボタンクリック測定を行いたくない場合は、クリック非測定用data属性を設定します。

      (例)検索ボタンのボタンクリック測定をしたくない場合は、以下のようにタグに「data-rapro-click属性=“no”」を設定します。

      <input type="button" value="検索" onclick="javascript:search();">
      → <input type="button" data-rapro-click="no" value="検索" onclick="javascript:search();">